アクセス解析の見方 【ダッシュボード】
Piwikでは、多種多様な解析結果を確認する事が可能です。
Piwikで確認できる解析メニューは、下図の赤枠で囲まれている部分になります。
今回は「ダッシュボード」について説明します。
【ダッシュボードとは】
ダッシュボードは、アクセス解析にログインして最初に表示される画面です。
今回は、はじめから設定されている基本的な項目をご説明します。
≫ ビジットの長さ
≫ キーワード一覧
≫ 外部ウェブサイト一覧
≫ ビジターマップ
≫ オペレーティングシステム
≫ ブラウザ
≫ 検索エンジン
≫ サーバータイム単位のビジット
以下に、それぞれの項目の説明を記載します。
【ダッシュボードの詳細 ~各ウィジェットの説明~】
- 最新ビジットのグラフ
訪問者数を確認できます。
折れ線グラフにマウスカーソルを合わせると、訪問者数が表示されます。
【解析する期間の指定方法】
はじめは、解析する期間は今日の日付になっています。
左上の「期間:20●●-●●-●●」の枠内をクリックすると、解析したい期間を選択できます。
期間は「日、週、月、年、期間」の中から選択できます。
「週」や「月」「期間」を選択した場合、調べたい期間内の日付を選択します。
「期間」を選択した場合・・・
カレンダーが左右に2つ表示されます。
左のカレンダーで解析したい最初の日付、右のカレンダーで解析したい最後の日付を選択します。
終わりましたら、右下の「期間を適用する」をクリックします。 - リアルタイムのビジター
最近の訪問者の数(ビジット)や、クリックされたページ数(ページビュー)を確認できます。
何日の何時何分何秒にどこからアクセスされたかや、訪問者のIPアドレスも確認できます。
◆『直接アクセス』・・・http://から始まるホームページのアドレスを直接入力して訪問(アクセス)したということ。
◆『キーワードは定義されていません』・・・
GoogleやYahoo!などの検索エンジンが、キーワードをウェブサイトに渡さなかったことを意味します。
検索エンジンはプライバシー上の理由でキーワードを隠します。
これは2012年前半に Google が最も一般的なキーワードを「未定義」に変更したためです。
定義されていないキーワードを解析する方法はなく、他のウェブ解析ツールを使用しても解析することはできません。 - ビジットの長さ
訪問者の滞在時間が表示されます。
表示形式には、垂直棒グラフ、円グラフ、タグクラウドがあり選択できます。
・垂直棒グラフ
・円グラフ
・タグクラウド
一番大きい文字が一番多い滞在時間の長さです。 - キーワード一覧
検索されたキーワードの一覧です。
◆ユニークビジター数・・・そのキーワードでサイトを訪問した人の数。
◆『キーワードは定義されていません』・・・手順2での説明をご参照ください。 - 外部ウェブサイト一覧
- ビジターマップ
世界地図の青くなっている部分にマウスカーソルをかざすと、国内外の訪問者の数と割合を確認できます。 - オペレーティングシステム
訪問者が利用したOS(オペレーティングシステム……Windows, Mac OSなど)を確認できます。
ユニークビジター数は、そのOSでサイトを訪問した人の数です。
Windows は、パソコンからアクセス、
AndroidやiOSはスマートフォンからのアクセスになります。 - ブラウザ
訪問者がどのブラウザを使用したか確認できます。 - 検索エンジン
訪問者がどのような検索エンジンを使用したか確認できます。 - サーバータイム単位のビジット
訪問した時間帯と、時間帯ごとの訪問者数をグラフで確認できます。
表示内容のカスタマイズについて
ここでは、基本的な解析データが表示されるようになっています。
ダッシュボードで表示される解析項目は、カスタマイズする事が可能です。
「ウィジェットとダッシュボード」をクリックすると、下記のように、項目を選択できる画面が表示されます。
ここで、ダッシュボード画面に表示させたい項目をクリックするだけで、
その項目がダッシュボードに表示されます。
すぐに知りたい情報の項目を設定する、表示位置を変更するなどして、使いやすいようにカスタマイズする事ができます。
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